1. HOME
  2. 事業内容
  3. 国際交流部会
  4. 留学生支援事業

国際交流部会

国際交流部会

留学生支援事業

令和3年度 事業内容

熊本県内での留学生の受入体制の強化及び留学生の増加に向けた誘致戦略の検討を目的として、熊本県及び熊本市の支援を受け、総合的な留学生支援を行いました。

○留学生のためのワンストップ窓口業務

概要:大学コンソーシアム熊本の加盟大学等に在籍する留学生などを中心に、熊本市国際交流会館および大学コンソーシアム熊本事務局に設置している「留学生ワンストップ窓口」への令和3年度の相談件数は3月末までに90件(メール・SNS相談43件、窓口相談:25件、電話相談:22件)でした。

 主な相談内容は、留学生の日常生活にかかる相談が20件、住宅に関することが15件、アルバイトや就職活動に関して3件、学業・進学について2件、語学について2件、求人・依頼について45件、その他3件などであった。外部団体からの問合せ・依頼等については39件でした。相談の一例としては、家族を帯同予定の留学生から、公営住宅の入居についての相談があり、コンソの留学生向け市営住宅の条件が合わなかったため、一般募集に申し込むよう案内した。

新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、アルバイトや生活面の影響が出ている留学生に対して、熊本市、熊本県、各団体からの支援を受け、各大学を通じて、留学生への食料品配布などを行った。地震などの災害に対する防災情報や、台風接近に伴う多言語情報についてもSNSで発信した。

 ワンストップ窓口としては、自治体や各機関からの問合せ対応や、日本語学校訪問などを行いました。現在の留学生の生活や就職に対する意識、コロナ感染症の生活への影響などを調査するため、「留学生の生活・就活状況アンケート」を実施しました。

○ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)等を活用した留学生ネットワークの運営

 留学生に有用な情報を提供するために、Facebookページ「Consortium Kumamoto」を運営しています。Facebookの機能を利用し、主に英語と日本語で留学生の生活に役立つ地域の情報や、留学生の交流イベントなどの情報を発信しました。県内の行政機関や各種団体が主催するイベントなどについて、Facebookを通じて留学生に紹介することができました。

(A)Facebook

「Consortium Kumamoto」ページを主に英語での情報発信を行うことを目的として運営しています。コンソや他機関の留学生向けのイベントや企画、県や市からのお知らせなどを掲載しました。コンソホームページ「大学コンソーシアム熊本」と「くまもと留学生ネットワーク」へのリンクをつなげ、双方の認知度の向上を図りました。留学生からの相談や連絡のメッセージも寄せられ、ワンストップ窓口の相談ツールとしても機能しました。

(B)Instagram

若い学生は、フェイスブックに加え、インスタグラムの利用者も多いと考えられるため、アカウントを取得し、イベント案内、大学紹介などの記事を投稿しました。(A)フェイスブックと合わせて使うことで、学生への周知効果が向上を期待します。

(D)LINE

1対1の連絡ツールとして、LINEはかなり一般的になってきているため、コンソの公用携帯で登録しています。学生グループが大人数のグループを作成しているため、イベントの周知や防災情報などは、LINEを使って周知しています。地域の団体が留学生支援物資の情報を流すこともあり、一定数の留学生に素早く情報を届けることができます。

○留学生アンケートの実施報告

○大学コンソーシアム主催事業

(A)留学生オンライン交流会

内容:コロナウイルス感染症の影響で、課外活動やイベントの実施が制限される中、例年に比べ留学生と日本人学生の交流の機会を作ることができていないことから、オンラインでの交流会を開催し、意見交換を行う場を設けました。9月より、月2回隔週木曜日の16時~17時半に開催いたしました。母国との文化の違いや、日本語や英語で率直に意見交換を行い、日本人学生、留学生それぞれの文化交流を行うことができました。

(B)映画鑑賞 WATCHING MOVIE『MINAMATA-ミナマタ-』

実施日:令和3年10月24日(日)

参加者:40名(留学生16名、日本人学生20名)

留学生出身国:インドネシア、ガーナ、中国、ベトナム、インド、チュニジア、メキシコ

内 容:

留学生と日本人学生を対象に映画鑑賞WATCHING MOVIE『MINAMATA-ミナマタ-』を企画・実施しました。今回の映画のテーマは「水俣」であり、熊本について学ぶ上では大変重要なテーマの一つです。コロナウイルス感染対策については映画館の指示に従い、入退室の検温、消毒を行いました。

(C)スタディーツアー in 水俣

実施日:令和3年12月12日(日)

参加者:21名(留学生19名、日本人学生2名)

留学生出身国:インドネシア、中国、ガーナ、ザンビア、メキシコ、ドミニカ共和国、ネパール、チュニジア、モンゴル

内 容:

水俣病について学ぶため、水俣へ日帰りバスツアーを行いました。10月に上映された映画「ミナマタ」を鑑賞した留学生を中心に21名の学生が参加しました。水俣資料館で、水俣病について紹介するドキュメンタリー映像をみた後、資料館と国立情報センターの展示を見学しました。その後、熊本県環境センターの会議室を利用し、一般社団法人「きぼう・未来・水俣」に所属する胎児性水俣病患者3名の語り部講座をオンラインで実施しました。患者さんたちの若い頃の写真パネルをみながら、これまでの思いを直接聞くことができました。

  

      湯の児島公園見学        語り部講座(熊本県環境センター内)

(D)オンライン講座 天草の観光と野生のイルカ

実 施 日:令和4年3月3日(木)

参 加 者:8名(留学生6名、日本人学生2名)
        (熊本大学4名、熊本県立大学2名、熊本高等専門学校1名、東海大学1名)

留学生出身国:インドネシア4名、中国2名(2ヵ国) 

内 容:留学生と日本人学生を対象にオンライン講座を実施した。『天草イルカラボ』の講師を迎え、英語通訳を交え、野生のイルカが与える地域経済への影響や、保全と観光との関係、オーバーツーリズム、海洋ゴミの問題について学んだ。
 最後の質疑応答も行われ、留学生からの質問に、講師から日本語と英語で回答を行った。イルカの雄雌の見分け方、現在の生息数、群れの行動などについて、知ることができた。最後に集合写真を取り、いつか実際の現地研修に行ってみたいという声があがり、天草のイルカや観光の現状について詳しく学ぶことができた。

集合写真

(E)留学生のための面接対策講座(オンライン)

実 施 日:令和4年3月16日(水)

参 加 者: 留学生5名(崇城大学3名、熊本学園大学2名)

留学生出身国: 中国

内  容:日本での就職活動の流れ、一次から最終面接の段階別の目的、留学生が面接の際に気をつけるポイントなどについて説明があった。自己紹介や自己PRの文章の組み立て方、PREP (Point, Reason, Example, Point) を意識しながら、自分の学んできたエピソード交えて、面接官にどう伝えるかということを事前に練習しておくこと、面接官の質問の意図を日本語で正確に理解することなど、今後の面接の準備についての指導のあと、各自の役割を決めて模擬面接を行った。受験者、面接官、評価者役を体験し、お互いに気づいたことを発表した。日本の就職面接に必要な知識について、専門の講師から効果的に学ぶことができた。

 

○他機関主催事業への協力

(A)コラボカフェ(全3回)

主催:熊本市国際交流振興事業団 協力:大学コンソーシアム熊本 実施場所:熊本市国際交流会館

第1回 「ジブチ」

実施日:令和3年8月28日(土)

参加者:13名

内 容:熊本大学の留学生が、母国ジブチの経済活動、民族、暮らしについて紹介してくれました。

第2回 「モーリタニア」

実施日:令和3年10月23日(土)

参加者:6名

内 容:熊本大学の留学生のご家族の方が母国、モーリタニア・イスラム共和国の生活について紹介をしてくれました。

 

第3回 「ドミニカ共和国」(オンラインでの実施)

実施日:令和4年1月22日(土)

参加者:11名

内 容:熊本大学の留学生が母国ドミニカ共和国の紹介を日本語でしてくれました。ドミニカ共和国では、カカオ豆の栽培を行っていて、栽培されている農家の様子などをお話してくれました。

 

(B)「外国人留学生と熊本の企業とのオンライン交流会」

実施日:令和3年12月10日(金)

主催:熊本市

共  催:熊本県工業連合会、熊本市国際交流振興事業団、熊本商工会議所、熊本大学、崇城大学、大学コンソーシアム熊本

留学生数:32名(熊本大学11名、崇城大学2名、等海大学2名、尚絅大学2名、九州看護福祉大学1名、県内日本語学校1名、その他県外16名)

参加企業:10社14名

内  容:熊本市主催で留学生と企業の交流イベントが行われました。当日は、県内からの学生も多数参加し、企業の人事担当者との交流を行いました。