魅力度UP事業
令和6年度 事業内容
熊本の魅力度(歴史・文化・環境)をUP(向上)させる事業を実施する。熊本の地域を愛し、熊本に愛着が持てるように、地域や加盟機関・諸団体とも連携を図りながら、複合的な事業の実施も検討する。
学生教育部会の学生交流推進委員会・学生企画委員会の協力を得て、学生の積極的な参加を促し、当事業を通じて、地域や産業界等諸団体との交流・親睦を図るとともに、学生の地域貢献意欲を高め、共に熊本を盛り上げていく。
講演会①「重要文化的景観″通潤用水と白糸台地の棚田景観″の保存と活用について」
実 施 日:令和6年10月23日(水)15:00~17:00
実施場所:熊本大学 黒髪北キャンパス くすの木会館 レセプションルーム
参 加 者:22名(学生7、教職員15)
内 容:
今回の講演会は、昨年国宝に指定された通潤橋を含む「重要文化的景観」に指定されている「通潤用水と白糸台地の棚田景観」について、始めに熊本大学の田中先生から、「文化的景観」「重要文化的景観」とは何かついての講演の後、山都町教育委員会主任学芸員の西さんから「文化的景観の保存と活用」について、説明があった。後半では、通潤土地改良区事務長で、山都町図書館長である本田さんにも加わって頂き、田中先生がモデレータとなって、参加者を交えたパネルディスカッションを行い、保存と活用についての課題、その解決策などを話し合った。
講演会②「伝統的酒造り」を学ぶ
実施日:令和6年11月27日(水)16:00~17:30
実施場所:びぷれす イノベーションスタジオ
参加者:20名(学生4、教職員16)
内 容:
日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されるのを機に、熊本で宝暦12(1762)年から続く「れいざん」で有名な阿蘇・高森町の酒蔵、山村酒造 専務の山村弥太郎さんを講師に迎え、「こうじ菌」を使った伝統的酒造り、日本酒の歴史、日本酒の楽しみ方(味わい)などについて講演いただいた。山村酒造の酒蔵は、標高550mと県内で最も高い位置にあり、阿蘇のおいしいお米と外輪山からの伏流水に恵まれおり、酒造りに適しているそうだ。講演後には試飲会を行い、数種類の日本酒の飲み比べと酒器の違いによる香りや味わいの違い、熊本の食材を使った料理や郷土料理とのマリアージュを楽しんだ。
環境整備活動
熊本城二の丸広場にて清掃活動を行った。今年は学生、教職員等併せて65名が参加した。天候は晴天で、参加者は皆積極的に清掃活動に取り組んでいた。実施後のアンケート (WEBアンケート。41名が回答)によると、参加のきっかけは「ボランティア活動に興味があったから」という回答が7割以上で、一番多く、アンケートに回答したほとんどの学生が「参加してよかった」と回答している。具体的な感想では「清掃が終わってみると、清々しい気持ちになれた。」「落ち葉の清掃が久しぶりで楽しかった。」とういう中で「もう少し長い時間清掃してもよかったと思う。」という意見があった。
熊本城二の丸広場清掃
実 施 日 :令和6年12月7日(土)9:00~10:30
実施場所:熊本城二の丸広場
参 加 者 :65名(学生55、教職員4、事務局スタッフ6)
(熊本学園大学、熊本県立技術短期大学校、熊本県立大学、熊本大学、熊本保健科学大学、尚絅大学・尚絅大学短期大学部、崇城大学)
内 容:熊本城二の丸広場一帯の清掃活動