熊本を深く知るための企画事業
令和3年度 事業内容
熊本の魅力や新たな一面を発見すること、熊本に愛着を持ち地域貢献意欲を高めることを目的とし、熊本に関する事柄をテーマにした熊本を深く知るための講演会を実施いたしました。初年度である令和3年度は2回の講演会を実施しました。
講演会①「グローバル社会と熊本の双方から考えるSDGs」
実施日:令和3年11月1日(月)14:00~16:00
実施場所:オンライン(Zoom)
参加者:168名(教職員23名、学生145名(授業での視聴含む))
内 容:講演Ⅰ「SDGs問題解決のために日本の国際協力」
講師:田中 耕太郎氏(熊本県立大学国際教育交流センター特任教授(兼)熊本県国際政策相談役
講演Ⅱ「開発途上国における社会経済問題」
講師:エイ・チャン・プイン氏(熊本学園大学経済学部経済学科准教授)
講演Ⅲ「SDGsの達成に向けた熊本市の取組」
講師:杉本健吾氏(熊本市政策局総合政策部政策企画課主幹兼主査)
パネルディスカッション
今回の講演会では、SDGsの全体の学習と、特に発展途上国の経済問題や貧困問題などのグローバルな視点から解決すべき課題を考え、そこ課題に向け熊本におけるローカルな視点から何がでできるかについて教職員と学生が一緒になって考える機会とするために開催しました。
参加者からも、今後もこのような機会を設け、継続して学んでいきたいとの意見があり、SDGsを学ぶ有意義な機会になりました。
講演会②「熊本市中心市街地グランド・デザイン2050について」
実践日:令和3年12月8日(水)15:00~16:30
実施場所:オンライン(Zoom)
対 象:大学コンソーシアム熊本加盟機関教職員、学生
講 師:西嶋公一氏(西嶋コーポレーション(株)専務取締役、熊本経済同友会幹事、熊本中心市街地活性化協議会幹事)
参 加 者 :45名(学生20名、教職員25名)
内 容:「熊本を深く知る」をテーマに令和3年度より新規事業として講演会を企画し、その第2弾として実施しました。
講演内容は今からおよそ30年後の熊本市中心市街のグランド・デザインとその実現に向けて、想定される困難にいかに対処すべきか等についてでした。
当グランドデザインは2018年に熊本経済同友会、熊本商工会議所により発表されていましたが、参加者の中には初めて知る方も多く、「興味深い内容であった」、「熊本の30年後が楽しみだ」との声が多くありました。また「まちづくりの主役は我々住民であることを再認識した」という意見もあり、熊本について深く知り、まちづくりを自分ごととして捉える有意義な機会でありました。