地域創造部会 障がい学生支援連携事業 令和4年度 事業内容加盟高等教育機関に在籍する障害のある学生に対する支援を行うため、各大学がどのような教育や就職のサポートを行っているかを調査・議論し、支援を実践していくことを目的としています。障がい学生支援連絡協議会開催状況第1回 障がい学生支援連絡協議会実 施 日:令和4年7月25日(月)実施場所:オンライン参 加 者:14名内 容:会議前に、参加者から各機関の支援状況並びに取組み、課題等の発言の時間が設けられ、その後、令和4年度事業計画の具体的内容について協議されました。 第2回 障がい学生支援連絡協議会「事例発表会」実 施 日 :令和4年11月28日(月)実施場所:熊本大学 黒髪北地区 全学教育棟3階 大教機構会議室参 加 者 :12名発 表 者:熊本学園大学 井上 貴雄氏(インクルーシブ学生支援センター事務室長) 熊本保健科学大学 岩村 純子氏(学生相談・修学サポートセンターオーガナイザー)内 容:協議会担当者の2名が、所属機関の取り組みや事例を発表し、発表後には、出席者からの質問や情報共有を行う意見交換の時間が設けられました。発表の事例と類似する課題を抱える機関もあり、お互いにどのようなサポートを行っているのか、どのような不安を感じているのか等、参加者間で共有することが出来ました。今後、担当者が不安に感じた時、加盟機関間で相談できる関係、連携の強化を図れた有意義な事例発表会となりました。 第3回 障がい学生支援連絡協議会「勉強会」実 施 日 :令和5年3月6日(月)14:00~実施場所:熊本大学 黒髪北地区 くすの木会館レセプションルーム参 加 者 :22名発 表 者:城野 匡先生(熊本学園大学 社会福祉学部福祉環境学科 教授) 専門分野/一般精神医学 児童思春期精神医学内 容:熊本学園大学から城野匡教授を講師に招き、医師の立場から、発達障害の特性や支援、メンタルヘルスの問題の併存について分かりやすく説明いただきました。発達障害学生への支援として、学生の話を聞き(傾聴)、具体的な行動の提案を行う(高度な指示)という流れで支援をすすめること、学生にとって社会に出る前の今の時期に、周囲に上手に相談をする経験を積ませることも大切であることなど、今後の支援の参考になる情報やアドバイスを得られる機会となりました。